2023年1月にパティシエ界の最高峰大会クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーで優勝メンバーとなった髙橋萌パティシエ。
日本予選を勝ち抜き、3人1組で戦うメンバーに選ばれ、約10カ月間試行錯誤を繰り返しながらの栄冠、本当におめでとうございます。今回はそんな髙橋萌さんについて
- 髙橋萌(パティシエ)wiki経歴プロフィール!
- 髙橋萌のパティシエ界最高峰大会での優勝は歴史的快挙!
を確認していきたいと思います。
髙橋萌のパティシエ界最高峰大会での優勝は歴史的快挙!
髙橋萌さんと言えば、2023年1月20・21日に開催された
メンバーの一員として活躍したことが光ります。
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーとは
- 1989年に始まった洋菓子の世界大会で、2年に1度フランスで開催される大会
- 各国3人一組による10 時間のチーム戦
- 世界50カ国以上で実施される予選を勝ち抜いた20か国が、フランス・リヨンで開かれる本選出場
2021年11月に日本代表に選出され、
2022年5月にフランスから今大会のテーマが届き、長い闘いが始まりました。
このテーマは予想外のものだったらしいですが、髙橋さんがチョコレート細工で作ることに決めたのは「鯨」でした。
しかし、悠然と大海を泳ぐその姿をどうチョコレートで形にするか困難を極め、悩みに悩んだ10カ月であったと言います。
ちなみに大会には、
- 工芸課題として「チョコレート細工・飴細工・氷細工」の3点のピエスモンテを、
- 試食課題として「シェア・デザート、アントルメ・グラッセ(氷菓)、ロリポップ、レストラン・デセール」の4点提出。
髙橋萌さんが担当したのは工芸課題”チョコレート細工”と試食課題”レストラン・デセール”でした。
これは工芸課題のチョコレート細工ですが、素人目でみてもとても素晴らしい作品であることが感じられます。
美しさの中に、鯨が表現する気候変動への警告のような雰囲気なのか、そういったイメージを体現しているように感じます。
*日本代表は直近の大会で5大会連続2位だったので、悔しい思いの連続だったと思いますので日本代表としても喜ばしいことだったでしょう。
髙橋萌さんのホテル勤務時代の上司で現在一緒に働いているéquilibreを開業した德永純司さんも2015年にチャレンジし、
成し得なかった優勝を獲得したことはもの凄いことですよね。本当におめでとうございます!
髙橋萌(パティシエ)wiki経歴プロフィール!
プロフィール
- 本名:高橋萌(たかはし もえ)
- 生年月日:1986年11月13日
- 年齢:36歳(2023年2月時点)
- 家族構成:父親・母親・姉・妹
- 出身地:千葉県
- 学歴:市立船橋高等学校卒業
武蔵野調理師専門学校卒業(ダブルスイーツ科/現・高度調理製菓科)
母校の市立船橋高校からも祝福されていますね。歴史的快挙なので、後輩たちも鼻高々ですね。
武蔵野調理師専門学校を卒業後、
- パティスリータダシ ヤナギに入社(4年間基礎を学ぶ)
- ウィーン菓子工房リリエンベルグに転職
- 2015年フランス・リヨンへ渡りDelices des sensにて1年間研修
- 帰国後は、ホテルインターコンチネンタル東京ベイに入社。
- 所属先の上司である德永純司シェフの独立に合わせ、2022年よりéquilibreにて勤務
<主な受賞歴>
2011「トップ・オブ・パティシエ」 チョコレート部門3位
2018「ルクサルドグランプレミオ」 優勝
2019「ヴァローナ マンジャリコンクール」優勝
まとめ
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーでの優勝は本当に快挙です。苦労の方が多かったかと思いますが、結果として報われて良かったですよね。
これからも何度も食べさせていただきたいと思いますし、応援させていただきます。
今回も最後までお付き合い頂きまして有難うございました。