最近ニュース番組や情報番組等で連日のように起こる事件・事故に対してコメントをしメディア露出が多い佐々木成三さん。
甘いマスクと的確なコメントが視聴者から好評を得ているようですね。
そんな佐々木成三さんですが、元刑事ということでなぜ退職したのか気になりますね。今回は佐々木成三さんについて
- 佐々木成三の埼玉県警退職理由はなに?
- 佐々木成三が辞める最大のハードルは身内だった?
を確認していきたいと思います。
佐々木成三の埼玉県警退職理由はなに?

結論から言うと、佐々木成三さんは
という理由が最大の退職した理由となります。そう感じたのは、日々の警察捜査の中で
一番「つらい」と感じたのは「被害者支援」。
重大事件に巻き込まれて心を閉ざした被害者や、その家族、悲しみに暮れる遺族-。
「刑事って取り締まることしかできなくて、犯罪が起きた後に、その被疑者と被害者、遺族と向き合うわけです。この事件は、ここで誰かが気づいてあげれば止められたんだろうなとか…」
稚拙な動機や安易な誘惑に負け、犯行に手を染めた少年も目の当たりにした。
「背景を見ていくと、事件の前に子供たちにきっかけを与えれば、防げただろうというものが、ものすごくあった」
https://www.zakzak.co.jp/article/20190320-EYNKAI2TH5ISBIN7X63RSZVIDU/
と強く感じていたそうです。
また自身のfacebook内で刑事を退職した理由を以下のように記しています。

僕が刑事を辞めた理由をお話します。
facebook
僕が勤務していた捜査一課は、刑事事件の殺人や傷害、強盗、性犯罪など凶悪犯罪を扱う部署です。
刑事の仕事で最もつらかったのは、事件の被害者やその家族に接することでした。
刑事は、事件を未然に防ぐことはできません。
犯罪が起きた後で、その被疑者と被害者、遺族と向き合うことしかできないのです。
事件に向き合えば向き合うほど、無力さに心が痛みました。
ちょっとした知識があるだけで、犯罪を未然に防ぐことができるような事件もありました。
僕はだんだん、起きてしまった犯罪を取り締まることより、犯罪を防ぐことを仕事にしたいと考えるようになりました。刑事としての経験と知識を、犯罪を生まない環境づくりに活用したい。
と警察官ではない違う立場から犯罪抑止に向けた活動に人生の舵取りの方向を変える決心をします。
事件の被害者の家族は相当な心労でしょうし、一生嫌な思いや悲しみ、または怒りをもって生活しなければなりません。
その部分で少しでも役に立っていきたいというのが、佐々木成三さんの本音なのでしょう。
佐々木成三が辞める最大のハードルは身内だった?

志は高かったものの、やはり警察官とはいえ、月給を貰い、家族を支える大黒柱でもあります。そんな佐々木さんは
「悩みました。安定した収入を捨てていいものか、自分のやりたいことで家族を路頭に迷わせていいものなのか。
妻を説得するのに5年かかった。最初の反応は『何バカ言ってるの?』みたいな。そこから徐々に」
https://www.zakzak.co.jp/article/20190320-EYNKAI2TH5ISBIN7X63RSZVIDU/
それはそうですよね。退職すると収入が一気に不安定になるので、それは奥様も中々”うん”とは言えなかったのでしょう。
もしお子さんがいらっしゃれば、学費や塾、部活などお金のかかる要素は満載です。
最終的に退職が実現できたのは、”佐々木成三”さんが本気で犯罪を未然に防ぐ活動をしたいという思いが勝ったからでしょう。大変な決断をされたと思います。
退職後は
- 介護会社の取締役や施設長(1年半)
→その後も介護現場で虐待や犯罪を起こさせない環境作りに取り組む - 一般社団法人スクールポリス理事就任
“見えない脅威”に悩んだり苦しんでいる学生や教職員を支援し、犯罪が起きない環境づくりをするために設立した学校専門の危機管理組織 - テレビ番組コメンテーター
- 学校・企業での講演会
など幅広い活動に従事するようになりました。これだけ著名になれば奥さんも一安心ですね。
そして”夢”は
ということなので、ゴールが見えづらく、難しい夢かもしれませんが、一歩一歩進んで欲しいですよね。
まとめ
事件、事故が起こるとテレビのコメンテーターとして佐々木成三さんはよく登場しますよね。
これも、犯罪抑止活動の一環としての出演なのでしょう。未然に防げればもっともっと良い社会となることには共感できます。
これからも頑張って欲しいと思います。今回も最後までお付き合い頂きまして有難うございました。

