大野拓弥騎手は2023年6月5日時点で生涯673勝、収得賞金約132億円となり、2023年度は6月現在リーディング39位の中位の成績となります。
生涯騎乗回数も12,000を超えスゴイ実績となりますよね。
そんな大野拓弥騎手について
- 大野拓弥騎手のG1での騎乗成績は?
- 大野拓弥騎手の父(馬主)が所有する馬で勝ったことある?
を確認していきたいと思います。
大野拓弥騎手のG1での騎乗成績は?
大野拓弥騎手は、2005年にデビューし、2023年で19年目を迎え、年齢的にも中堅的な位置づけとなりました。
JRA・グレードⅠ(G1)の競走数(レース)は、
- 2月開催:フェブラリーS
- 3月開催:高松宮記念
- 4月開催:大阪杯・桜花賞・皐月賞・天皇賞(春)
- 5月開催:NHKマイルC・ヴィクトリアマイル・オークス・日本ダービー
- 6月開催:安田記念・宝塚記念
- 10月開催:スプリンターズS・秋華賞・菊花賞・天皇賞(秋)
- 11月開催:エリザベス女王杯・マイルチャンピオンシップ・ジャパンC
- 12月開催:チャンピオンズC・阪神ジュベナイルF・朝日杯フューチュリティS・有馬記念・ホープフルS
これまでのJRA・グレードⅠ(G1)レースへの騎乗数は、19年間で
- 1着(優勝):2回
2014年:スプリンターズステークス/スノードラゴン
2016年:チャンピオンズカップ/サウンドトゥルー - 2着:2回
2014年:高松宮記念/スノードラゴン
2020年:秋華賞/マジックキャッスル - 3着:1回
2015年:チャンピオンズカップ/サウンドトゥルー - その他:46回
4着:2回、5着:1回、6着以下:42回
2014年は芝のレースで、2016年はダートのレースでそれぞれG1ウイナーとなっています。
大野拓弥騎手のG1騎乗数は年平均2回程度ですが、G1競走に騎乗できるだけでも本当にスゴイことなんです。
G1を勝てないで引退する騎手も多くいる中で立派な成績と言えるでしょう。
大野拓弥騎手の父(馬主)が所有する馬で勝ったことある?
大野拓弥騎手の父親は、JRA/地方競馬の馬主で現在でも10頭ほどの競走馬のオーナーとなっています。
馬主になった理由は
――息子さんに騎乗させるために馬主になったそうですね?
そうなんです。拓弥に乗ってもらえればと思いましてね。初めて持ったシルバーラインは東京未勝利戦(16年6月)で拓弥を背に14着。これが馬主としてのデビュー戦です。
裕さんは、中山競馬場のそばで育ち、将来は騎手になることを夢見ていたようですが、ご本人は実現できなかったので息子に託した形になっているようです。
それにしても息子さんを騎乗させるために馬主になるとは、親バカ?と言っても良いでしょう。
ただJRAの馬主(個人)になるにはいくつか条件があって、
- 今後も継続的に得られる見込みのある所得金額(収入金額ではない)が、
過去2年いずれも1,700万円以上あること - 継続的に保有する資産の額が7,500万円以上あること
という経済的なハードルをクリアしなければなりません。大野裕さんは相当な資産家であることがわかりますよね。
本題ですが、これまで父親の裕さんが所有する馬での勝利は(確認出来る限り)
があります。
- 2018年7月:福島/馬名:ホクセンジョウオー
- 2019年7月の福島/馬名:マリアルージュ(共同所有)
それ以降は、確認する限り優勝実績はありませんでした。
父親の裕さんからしてみれば、こんな至福の瞬間はなかったでしょう
ただ、両レースともに重賞と言われるグレードレースではなかったので、次はG1~G3のいずれかのレースで親子優勝がみてみたいものです。
まとめ
大野拓弥騎手は、単勝で万馬券を出す(かなり珍しい)騎手としても有名ですが、安定的にG1に騎乗し、リーディングの上位を目指して欲しいですよね。
本当にこれからも応援させていただきます。今回も最後までお付き合い頂きまして有難うございました。