MENU
br>

永井陽右(情熱大陸)wiki経歴プロフィール!活動のきっかけは高校時代のいじめ?

永井陽右

2023年2月にTBS系・MBS系「情熱大陸」に出演した永井陽右さん。

テロと紛争の解決を目指して、ソマリアやイエメンなどの紛争地で、テロ組織の投降兵や逮捕者などの脱過激化と社会復帰を支援など、究極の目標である世界平和の実現に向けた活動を続けています。

そんな永井陽右さんについて

  1. 永井陽右(情熱大陸)wiki経歴プロフィール!活動のきっかけは高校時代のいじめ?

を確認していきたいと思います。

スポンサーリンク
目次

永井陽右(情熱大陸)wiki経歴プロフィール!

永井陽右さん
出典:システムブレーン

この過酷なソマリアで10年に渡りテロや紛争の解決をめざして活動する日本人、その人こそ永井陽右さんです。

永井さんの活動の経緯は”高校時代”にあります。

高校時代の写真
出典:https://next.rikunabi.com/journal/20170925_p1/
高校のバスケ部時代

当時バスケットボール部で高2の夏休みに練習が2日間だけ休みになったことがあったそうですが、休みに動画をみまくっていたところ、ある動画から目が離せなくなったそうです。それが

南太平洋の小さな群島国「ツバル」の特集記事

でした。

地球温暖化の影響で年々海面が上昇して、そのせいで今も島が少しずつ沈んでいる最中で、このままだと近い将来沈んでしまうと。

それを読んで国が沈むとはどういうことだ!とものすごく大きなショック受けました。

https://next.rikunabi.com/journal/20170925_p1/

永井さんは、これがきっかけで、それまで自分のことしか考えたことがなかったのに、他者のことにもぼんやりと思いを馳せるようになり、

ひと言で言うと、いじめをしていたからです。子どもの頃って、運動ができるやつが偉い、みたいなとこがあるじゃないですか。

それでパッとしないやつを殴る蹴る、無視する、いじる、など、調子に乗っていじめていたんです。

https://next.rikunabi.com/journal/20170925_p1/

同時に”なんて俺はこれまで他人に対してひどいことをしてきたんだろう”と反省と後悔の念に苛まれたそうです。

みんなそれぞれ主人公でちゃんと生きてたんだなとぼんやり考え始めて。
(中略)

同時に、ツバルが沈むのを俺が止めなきゃという使命感が突如、僕の中に生まれました

https://next.rikunabi.com/journal/20170925_p1/

↓その後の思考の流れは↓

  • ツバルが沈むのを俺が止めなきゃという使命感
  • 世界史を勉強中、ルワンダという国で何万人もの人が殺されたことを知り、助けたい対象がツバルからルワンダへ変更
  • しかしこれは過去の話でルワンダに行ってみると平和そのもの
  • 1年で26万人が死んでいるソマリアを目の当たりにし、助けるべきはソマリアと定める

という経緯でソマリアへの活動へと傾注していくことになったそうです。

プロフィール

  • 名前:永井陽右(ながいようすけ)
  • 生年月日:1991年
  • 年齢:32歳(2023年の誕生日到来で)
  • 出身地:神奈川県海老名市
  • 職業:テロ・紛争解決スペシャリスト
       特定非営利活動法人アクセプト・インターナショナル創業者・代表理事

学歴

  • 高校:藤嶺学園藤沢高等学校
  • 大学:早稲田大学教育学部複合文化学科卒業
    1年生の時に「日本ソマリア青年機構」を創設
日本ソマリア青年機構
出典:https://next.rikunabi.com/journal/20171012_p/

「学生だからできること」を標榜し、2013年、ソマリア人若者ギャングの社会復帰プロジェクト「Movement with Gangsters」を開始

  • 大学卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程入学
  • 2016年:ロンドン大学紛争研究修士課程を修了
  • 2022年:早稲田大学社会科学研究科 社会科学博士課程修了

経歴

  • 2017年:団体名をアクセプト・インターナショナルに改称
  • 武力ではない人権的な手法でのテロ・紛争解決を本格的に取り組む。現在はソマリア、ケニア、インドネシア、イエメンで国連・現地政府・NGOと協力しながらプロジェクトを展開
  • 「誰一人取り残さない、たとえ加害者とされる人であっても。」一貫して社会の中で排除されやすい“加害者“とされる存在を受け入れ、過激化予防と積極的な社会復帰を支援
  • ケニアでは、ギャング組織を解散に導き、ソマリアの首都モガディシュでは、1,000名以上のイスラム過激派組織の投降兵や逮捕者を受け入れ、支援プログラムを提供
  • 独自に創り上げた社会復帰支援モデルは世界的な賞を受賞
  • 加害者側に目を向けた新たな紛争解決のかたちを創り出してきた経験から、さまざまな場面における問題解決や戦略的な対話の技術を提供

受賞歴と選出

受賞歴
2014年:第28回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)、外務大臣奨励賞受賞
2015年:小野梓記念賞特別賞受賞
2021年: King Hamad Award ピースアワード受賞
2022年 :中曽根康弘賞受賞

選出
2016年12月:日経ビジネス「次代を創る100人」に選出
2018年8月:Forbes Japan「30 UNDER 30 JAPAN 2018」に選出
2020年11月:Paris Peace Forum 2020にて特定非営利活動法人アクセプト・インターナショナルのRPAモデルが選出
2021年11月:ニューズウィーク日本版「世界に貢献する日本人30」

現在の永井さんの取り組みは、各国の多くの援助機関が撤退する中、精力的に活動を続けている永井さんのNGO

「どこの誰がこんなこと好きなんだと思うし、教科書もない。
だからやっぱり誰かがやるべきだし、我々ならできる」

テロ組織からの投降兵や逮捕者たちを普通の若者として社会復帰できるよう支援に取り組み、投降兵のリハビリセンターでは、寝食を共にしながら永井さんはカウンセリングや教育、職業訓練を実施しているそうです。

永井さんはテロリストと同年代の若さを活かし、腹を割って話し合い”友情と信頼”を築き上げました。

一部からは無謀だと冷視されたこともあるが、今では国連やソマリア政府からも高く評価され、協力を求められる存在に至っています。

スポンサーリンク

まとめ

永井陽右さんの活動は誰にも真似できない領域で取り組みをされていると感じました。究極の目標はみんなと同じく世界平和の実現と語る永井さん。

真の国際協力の「姿勢」(やりたいことではなくやらなければならないことに対して身を投じ、専門性が必要ならそれを身につけていこうと努力してゆく姿勢)で、それを忘れずに続けていくということ

https://next.rikunabi.com/journal/20171113_P1/

この気持ちをもってこれからも前進しつづけるのでしょう。これからも応援させていただきます。

今回も最後までお付き合い頂きまして有難うございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次