2022年11月サッカーワールドカップ2022カタール大会へ出場している堂安律選手。
初戦のドイツ戦・途中出場で値千金の同点ゴールを叩き出し、一気に主役の座に踊りでました。
そんな堂安律選手について
- 堂安律(サッカー日本代表)の年俸推移がスゴい!
- 堂安律の市場価値はW杯後どうなる?
をご紹介していきたいと思います。
堂安律(サッカー日本代表)の年俸推移がスゴい!
日本では2015年の高校2年生の時からJリーグガンバ大阪にて2種登録によりトップチームと帯同し、
16歳と344日で公式戦初出場を果たしました。2017年にJリーグ初ゴールをあげると、その年の6月に海外移籍を
実現しますがほとんどJリーグを経験することなく、海外で成功した貴重な経歴の持ち主ということになります。
ガンバ大阪・日本(2016年~2017年途中)
- 2016年:360万円(新人は原則480万円が上限)
- 2017年:600万円
Jリーグには、クラブ経営を圧迫しないよう年俸上限を定めた「選手契約条件」という厳格なルールがあるため、
2016年の低年俸は仕方ありません。一般社会人新入社員と差がない処遇ですよね。
そして2017年シーズン途中で「オランダ1部のFCフローニンゲン」に2018年6月末までの期限付きで移籍(レンタル移籍)
することが発表された。
FCフローニンゲン・オランダ(2017年夏~2019夏)
- 2017~2018シーズン(ガンバ大阪レンタル):約3,000万円
- 2018~2019シーズン(完全移籍):約3,300万円(192,400ポンド)
*1ポンド:168円にて計算、2017~2018年シーズンは推定
2017~2018年の1年間はガンバ大阪からのレンタル移籍でしたが、買い取りオプション付のレンタルの為、フローニンゲンは
オプションを行使し、2018~2019シーズンは完全移籍となります。契約期間は2021年夏までの3年契約で買い取り価格は
2億円ということで10代のJリーグ選手としては異例の契約となりました。
シーズン終了後、高額な移籍金にてPSVアイントホーフェンに移籍をします。
堂安の放出について「クラブの歴史上最大の取引のひとつ」とコメントしている。
クラブにとって過去トップレベルとなる移籍金を受け取ることは確か。
フットボールチャンネル
(中略)
PSVの支払う金額は750万ユーロ+250万ユーロの2回払いで合計1000万ユーロ(約11億7000万円)になる
過去にフローニンゲンから移籍した選手の中では、元オランダ代表/ロッベン、元ウルグアイ代表/スアレスを上回る
移籍金とのことで、堂安律選手の価値の高さを示しました。
PSVアイントホーフェン・オランダ(2019年夏~2020年夏)
クラブ史上初の日本人選手の獲得となり、堂安律選手も
「オランダで最も大きなクラブのひとつに加入できて光栄です。
PSVは優勝候補であり、エールディヴィジで優勝したいです。いいチームプレイヤーになるのが目標です。
ただゴールやアシストをするだけでは十分ではないと思います」
サッカーキング
と話し、初のビッグクラブでの活躍を誓います。
2019~2020シーズン:約7,600万円(452,400ポンド)
PSVは2024年までの5年契約を締結したところを考えると伸びしろある若手への投資をしたということなのでしょう。
ビーレフェルト・ドイツ(2020年夏~2021年夏)
PSVアイントホーフェンからのレンタル移籍(買取オプション付:500万ユーロ(約7億円))でプレー。
2020~2021シーズン:約7,600万円(452,400ポンド)
シーズン終了後、ビーレフェルトが買取オプションを行使しなかった為、レンタル元のPSVへ復帰。
PSVアイントホーフェン・オランダ(2021年夏~2022年夏)
2021~2022シーズン:約7,600万円(452,400ポンド)
当該シーズンでの大活躍を受け、PSVは堂安選手の残留を希望するも
「昨年の夏、この日本人は退団するかと思われた。ドイツのクラブも獲得に乗り出したが、
(ロジャー)シュミット監督は堂安を引き留め、チャンスを与えることにした。それは、監督の金言となった。
ここ数か月、堂安はマドゥエケの代役を務め、それを見事にこなし、ほとんど本拠地から姿を消したことはない。
大きな疑問は、彼が来シーズンもアイントホーフェンでプレーするかどうかだ。彼の好調なシーズンを受けて、興味は衰えていない」
GOAL
結局、堂安律選手は、PSVへの残留を望まず、ドイツ1部のフライブルグへの移籍を決断します。
「もちろん、PSVの方が有名です。だけどプロサッカー選手として活動している僕の目から見ても、フライブルグは素晴らしいクラブ。
ブンデスリーガ6位、ヨーロッパリーグ出場権の獲得、DFBポカール決勝進出は、十分すぎるほどの結果です」
「このクラブは年々進化しています。フライブルクには、他のクラブのような激しい浮き沈みはありません。
それは僕にとって、とても、とても良い兆候です。来シーズンに何が起こるか見てみましょう。
そうすれば、フライブルグはもう少し成長しているかもしれません」
サッカーダイジェスト
堂安律選手は移籍に対し、非常に期待しているようですね。
SCフライブルク・ドイツ1部
フライブルクがPSVに支払う移籍金の額は公開されていない。だがオランダやドイツのメディアが伝えたところ
によれば、800万ユーロ(約11億3000万円)から900万ユーロ(約12億6000万円)前後という金額での移籍となるようだ。
決してビッグクラブではないフライブルクにとっては大きな金額であり、堂安に対する評価と期待の高さがうかがえる。800~900万ユーロというのはクラブの歴史でも2位となる高額の移籍金だ。
フットボールチャンネル
2022~2023シーズン:未確認(移籍金規模を踏まえると日本円で1億円以上と想定)
堂安律の市場価値はW杯後どうなる?
堂安律選手が実際に移籍した時の「移籍金」は以下のとおりとなります。
- ガンバ大阪(日本)→FCフリーニンゲン(オランダ) 約2億円(推定)
- FCフローニンゲン(オランダ)→PSVアイントホーフェン(オランダ) 約11億7,000万円(推定)
- PSVアイントホーフェン→FCフライブルク(ドイツ)約12億6,000万円(推定)
あくまでも各サッカー専門紙などからの推測なので正しいとは限りませんが、移籍金の規模は吊り上がっていますよね。
- 2017年(3月):15万ユーロ(日本円:約2,175万円)*所属:ガンバ大阪
- 2018年(6月):250万ユーロ(日本円:約3.6億円)*所属:FCフローニンゲン
- 2019年(6月):1,000万ユーロ(日本円:約14.5億円)*所属:FCフローニンゲン
- 2021年(6月):700万ユーロ(日本円:約10.1億円)*所属:PSVアイントホーフェン
- 2022年(11月):1,200万ユーロ(日本円:約17.4億円)*所属:SCフライブルク
SCフライブルク移籍後、さらに価値を高めているようですね。
これもPSVでの活躍、SCフライブルクでの活躍が加味されての引きあげですよね。
日本人のみの市場価値ランキングでは、鎌田大地選手、冨安選手に次いで3番目のランクでした。
ワールドカップの活躍でさらに市場価値が高まる可能性もでてきました。
日本人最高の市場価値となる日も遠くはないかも知れませんね。
まとめ
堂安律選手は、移籍を上手に活用して、金銭面だけでなく、技術面・戦術面などを学びながら成長をしているように感じます。
今後さらなるビッククラブへの参加と活躍を期待したいと思います。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。