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植田和男のwiki経歴・学歴プロフィール!妻(嫁)も同じ経済学者だった!

植田和男

2023年4月に任期となる現日銀総裁の黒田氏の後任として、打診され受託したとされる植田和男氏。

植田和男氏はどのような人物なのでしょうか。今回は植田和男さんについて

  1. 植田和男のwikiプロフィール!妻(嫁)も経済学者だった!
  2. 植田和男の学歴・経歴は?

を確認していきたいと思います。

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目次

植田和男のwikiプロフィール!妻(嫁)も経済学者だった!

植田和男氏
出典:日本経済新聞

まずは日本銀行総裁の役割と任期について確認しておきたいと思います。

役割について
日銀は”物価の番人”とも呼ばれますが、総裁の最も重要な役割は、物価安定に向けた金融政策のかじ取りです。
日銀は年に8回、*金融政策決定会合を開き、景気や物価の状況を踏まえ、世の中に出回るお金の量や金利の水準をどのようにコンロトールするのか等を議論しています。

金融政策決定会合:日本銀行が金融政策の方向性や政策金利の上げ下げなどの金融政策運営を討議・決定する会合で、年8回、各会合それぞれ2日間にわたって開催します。

任期について
国会(衆参両院)の同意を得て内閣が任命し、いったん就任すると5年の任期途中には原則として政府や国会の意向では解任できません。

植田新総裁の役割は重要なものとなります。そして解任なしの任期5年なので、今後の運営が期待されるところです。
*ちなみに、2023年4月までの黒田総裁は、2期10年の期間総裁を務めました。

プロフィール

  • 名前:植田和男(うえだ かずお)
  • 生年月日:1951年9月20日
  • 年齢:71歳(2023年2月現在)
  • 出身地:静岡県牧之原市相良区
  • 職業:経済学者・教授(共立女子大学 ビジネス学部 ビジネス学科)
  • 学位:経済学博士
  • 研究分野:マクロ経済学、金融論、国際金融論

「妻」は経済学者(日本女子大学教授)の植田敬子氏

植田敬子氏
出典:LNEWS

プロフィール

  • 名前:植田敬子(うえだけいこ)
  • 生年:1951年生まれ
  • 出身地:兵庫県出身
  • 大学:京都大学経済学部卒
  • 大学院:マサチューセッツ工科大学大学院卒

経歴

  • 1985 – 1990 京都産業大学 助教授
  • 1981 – 1985 京都産業大学 専任講師
  • 学位は大阪大学で経済学修士、マサチューセッツ工科大で経済学博士
  • 元日本女子大学家政学部教授

ご夫婦揃って、経済学者ということですね。最近まで日本女子大学家政学部教授を務めていましたが、現在は退職されているようです。

おふたりの間にお子さんがいるかどうかはか確認することができませんでした。

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植田和男の学歴・経歴は?

植田和男氏
出典:産経ニュース

学歴

  • 1970年:東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学附属駒場高等学校)卒業
筑波駒場校舎
出典:https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/about/facilities/
筑波駒場偏差値
出典:みんなの学校

学力全国2位という超名門校です。偏差値78なので、日本中のトップクラスの学力者が集まる学校です。

  • 1974年:東京大学理学部数学科卒業、東京大学経済学部へ学士入学
東京大学講堂
出典:東京大学
東京大学理学部偏差値
出典:みんなの学校情報

言わずと知れた東京大学です。理学部の偏差値は67.5。理学部卒業後、1年間学士入学で経済学部を経て、大学院に進学します。

  • 1975年:東京大学大学院経済学研究科進学
東京大学
出典:東京大学

東京大学大学院経済学研究科を1年間勉学の後、アメリカのマサチューセッツ工科大学大学院に進学します。

  • 1976年:マサチューセッツ工科大学大学院進学
  • 1980年:マサチューセッツ工科大学博士課程修了(Ph.D.)
マサチューセッツ工科大学
出典:https://www.kaplaninternational.com/jp/blog/things-to-know-about-mit

植田和男氏は学生時代を振り返り

当時まだMITの大学院生だった私は、ドーンブッシュが後に『金融研究資料』に掲載された白川前総裁のマネタリーアプローチによる為替レート分析結果の(日本語で書かれた)表を授業の中で説明するのを聞いて、強い刺激を受けたのを覚えている

やはりそのころ、組織立ち上げに深いかかわりを持っていた鈴木淑夫さんが、MITを訪れモジリアーニ教授と対談するところに呼ばれて二人の話を聞かせてもらう機会があった。

確か2度目の石油危機をうまく乗り切りつつあった日本の金融政策について明快な説明をされていた。また、私自身が日本銀行を最初に訪問したのも特別研究室だった。

金融研究所40年を振り返って:マクロ経済・金融政策分析の観点から

大学院生時代から日銀総裁経験者と会って刺激を受けていた様子が確認できます。そしてマサチューセッツ工科大学卒業後、自らの研究を極めることを含め、教職の道に進みます。

  • 1980年:カナダブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授
  • 1982年:大阪大学経済学部助教授
  • 1989年:東京大学経済学部助教授
  • 1993年:東京大学経済学部教授
  • 2005年 – 2007年9月:東京大学大学院経済学研究科長
  • 2005年:東京大学大学院経済学研究科教授
  • 2017年:東京大学名誉教授
  • 2017年:共立女子大学教授
  • 2020年:共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科教授
  • 助教授:学生を教育し、学術研究にたずさわる教員のうち、教授につぐ職階
  • 教授:大学教員の役職の中で最上位に位置するのが教授。 教授の主な仕事は専門分野の研究と授業の二つになります。
    教授は自分の研究室を持つことができ、研究の方向性を決めたり予算を組んだりと大学の運営にも関わっています。
  • 名誉教授:大学(短期大学を含む)、高等専門学校などの高等教育機関に教授などとして勤務した者であって、功績のあった者に対して授与される称号。

教職に入り13年後に教授となっているのでかなり早いタイミングでの教授になったのではないでしょうか。

6年前には名誉教授になられているので、既にレジェンドの域にいると言えます。

学位以外の役職

  • 1985年 – 1987年:大蔵省財政金融研究所主任研究官
  • 1998年 – 2005年:日本銀行政策委員会審議委員
  • 2005年 :サントリー学芸賞政治・経済部門選考委員
  • 2008年 :日本政策投資銀行社外取締役
  • 2011年4月 – 2012年6月:日本経済学会会長
  • 2019年:日揮ホールディングス株式会社社外取締役
    *その他、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員長、日本銀行金融研究所特別顧問
  • 2023年4月:日本銀行総裁(予定)

教鞭をとりながらも、民間企業の社外取締役、日銀の特別顧問を務めるなど数々の役位を歴任されています。学者としては初の日銀総裁とのことですが、新しい枠組みの構築や、日本の物価高に対する対応など期待値は高いですね。

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まとめ

火中の栗を拾う感じで日銀総裁に就任することになる植田和男日本銀行新総裁。

政府とも連携を取りながら、金融政策に全力で取り組むことを期待し、一般庶民が気付かないうちに、生活が安定しているような政策決定を打って欲しいと思います。

今回も最後までお付き合い頂きまして有難うございました。

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