テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める玉川徹さん。政治・経済の専門家と思いきやテレビ朝日の社員で平社員とのことなので驚きです。
たびたび炎上発言も多いながら、歯に衣着せぬ発言は視聴者からすると気持ちを代弁してくれているとの声もありました。
そんな玉川徹さんについて
- 玉川徹の経歴・学歴がすごい!
- 玉川徹の国葬弔辞発言の今後とこれまでの炎上発言5選!
についてお届けしたいと思います。
玉川徹の経歴・学歴がすごい!
玉川徹さんは、1963年生まれ(生年月日非公表)の59歳(2022年10月現在)で、学歴・経歴などは以下の通りとなります。
学歴
- 出身地:宮城県
- 高校:仙台第二高校
- 大学:京都大学農学部農業工学科
- 大学院:京都大学大学院農学研究科修士課程
進学した仙台第二高校は、宮城県内トップの進学校であり、玉川徹さんはかなり優秀な学生であったと想像できます。
浅野史郎さん(元宮城県知事)、加藤久さん(元サッカー選手、Jリーグ元監督)などの方を輩出していますね。とても優秀な学校です。
大学は言わずと知れた京都大学で現在の農学部に進学します。
著名な方を多く輩出し、全国から優秀な学生が集まる国立大学の中で、切磋琢磨し勉学に励んでいた玉川徹さんが想像できますよね。
大学卒業後、同大学の大学院修士課程に進み、農業土木分野を専攻していたようです。ちなみに高校まではバイオテクノロジーに興味があり生物学など、動植物関連の分野にも興味があったようです。
社会人経歴
大学院卒業後、テレビ朝日に入社します。入社当時、ワイドショーだけはやりたくないと宣言したそうですが、そこに配属になったそうです。
テレビ朝日のモーニングショーはワイドショーの草分け的存在でもあるので誇りなことですが、
「ワイドショーって当時は誇れる番組じゃなかった。今で言えば人権を無視するような取材をガンガンしてたりとか。
ある種勢いはあったし、パワーはあったけど、何となく誇れない感じの番組だったんです」
日刊スポーツ
と話しており、当初は戸惑いもあったようですね。
「社歴で一番長いのがモーニングショー。“モーニングショー人生”みたいな感じ。当時ADって少なかったんですね。
今でこそ1、2年やるんですけど、当時は促成栽培。だから半年くらいでディレクターになりました。今もディレクターのつもりなんです」
日刊スポーツ
上記のように番組全体を俯瞰しながらコメンテーターの仕事もされていることがわかります。
ADに配属された「内田忠男モーニングショー」から、「スーパーモーニング」「モーニングバード」を経て22年ぶりに復活した「羽鳥慎一モーニングショー」まで、
一貫してワイドショーに関っており入社前にやりたくないと言っていたことが本職になっているのが不思議です。
現在(2022年10月現在)の役職や肩書は
「“テレビ朝日社員”でしかないですよ。名刺も『テレビ朝日 玉川徹』。社内の職制的に言えば、『モーニングショー スタッフ 玉川徹』なんです。
よく番組で『平社員なんです』って言ってるんですけど、感覚的には平社員です」
日刊スポーツ
これまでに役職登用や重要ポストの提示などもあったらしいのですが、頑なに現場に拘ったそうです。
玉川徹の国葬弔辞発言の今後とこれまでの炎上発言5選!
「初めてコメンテーターをやる人はテレビの文法を知らないんです。変に踏み込んだことを言うと、何らかの地雷に触れてしまう可能性があるわけです。
でも僕の場合、地雷は全部知ってるんですね、作っている側だから。体で知っている。そういうところが評価されたのかも知れないです」
日刊スポーツ
とコメント。炎上はすれども大炎上はしない、ギリギリのラインがあるとのこと。
「僕がある種“炎上”みたいなことをしても、僕はそういうことをしゃべるって思えば、ほかのコメンテーターは自由にしゃべれるんです。
『社員なのに自由にしゃべってるよ、だったら僕らも自由にしゃべれる』って。面白いじゃないですか、そういう番組」
日刊スポーツ
のような考えをお持ちなのであえて踏み込んだ発言をしているようですね。
玉川徹さんの炎上発言5選
①「箕面滝がトンネル工事により水量が減少した」と発言
「取材しましたよ箕面。トンネル掘ったら水が涸れちゃって、少なくなって、滝の水が少なくなったと確か取材した。回復したのかな?」と発言。
これに対し箕面市の倉田哲郎市長は、2006年に一部メディアで取り上げられた「箕面滝がトンネル工事により水量が減少した」とされる誤報を受けたものと認識し、
事実誤認であるとして抗議と発言の訂正を要求。これを受けてテレビ朝日は、同月24日の同番組放送内で事実誤認を認め、謝罪した。
ウィキペディア
正直この問題は、何の取材をしたか明らかにして欲しかったですね。
②「新型コロナウィルス感染対策」不安を煽る発言
新型コロナウイルス感染症に関する一連の発言が、
感染拡大と政府の対策について不安を煽っているとする批判があり、事実誤認による発言から騒動に発展し謝罪。
ウィキペディア
専門外のことを少し大げさに話してしまったようです。
③「ロシアによるウクライナ侵攻」における降伏の発言
ロシアによるウクライナ侵攻について、死者数を減らすためには「ウクライナが引く以外にない」と、
侵攻を受けたウクライナが、抵抗を続けずにロシアに対して早期に降伏すべきという発言を行った。
ウィキペディア
この発言は、日本も過去に降伏したことを引き合いに出したため、時代の違いや背景の違いが加味されていないなど、批判を浴びていました。
④「エネルギー自給問題」での発言
エネルギー自給問題で石原良純との議論で、「エネルギーについて「自給しろってことですよ。」と発言した。
それに対して石原は「再生可能エネルギーで全部まかなうなんてできるわけがない。」と発言したところ、
玉川は「できます」と明言した。また石原が「そんなに安定した風力発電はできない。」と発言すると、
玉川は「ちゃんとためることができさえすれば安定するんです。」と風力発電の問題は蓄電技術の問題だとした。
問題解決策となる蓄電方法に関しては、「いろんなため方があるんです。日経新聞読んでれば、いろんな蓄電方法が出てる。」と発言した。
原発の問題に関して玉川は、原発の話をしたいと思うんだけど、そんなものをやったって、
日本の中で火山や地震がこんなにある国で安全性なんか担保できませんよ。」と発言した。
ウィキペディア
これも根拠が担保されていない発言として非難を浴びました。言っていることは一理ありそうですが根拠がないですよね。
⑤「安部元首相国葬での菅義偉前首相の弔辞」に関する発言
安倍晋三元首相の国葬での菅義偉前首相の弔辞について「当然これ、電通が入ってますからね」と発言したが、
翌29日の同番組放送内で「電通は全く関わっていないということがわかりました。
関係者の皆様、視聴者の皆様、訂正して謝罪致します。申し訳ありませんでした。」と自身の嘘を認め、謝罪した。
しかし、この発言に対する世論の批判は収まらず、一部識者や自民党衆議院議員の細野豪志、同党参議院議員の西田昌司や和田政宗などからもSNSなどで批判が続いた。
ウィキペディア
この発言は、大炎上に至らないギリギリの橋を渡ってきた玉川徹さんでも度を越してしまったようです。
菅さんの素晴らしい感動的な弔辞を素直に受け止めていないこと、また全く関与していない電通が介在していることを
断言していることなど、世論がさすがに怒った形ですね。
その後テレビ朝日は
玉川に「(放送内で)事実に基づかない発言をした」として出勤停止10日間の懲戒処分を下したことを発表した。
また、報道局情報センター長、同センターチーフプロデューサー(羽鳥慎一モーニングショー担当)について管理監督責任を問い、譴責処分とした。
テレビ朝日の篠塚浩社長は定例記者会見で「今後は再発防止に向けてさらに指導を徹底する。
関係者、視聴者の皆さまに心からおわび申し上げる」と話し、電通にも謝罪したことを明らかにしている。
時事ドットコム
出勤停止明けに再度テレビに登場するのかどうか注目されています。新情報が入り次第更新したいと思います。
まとめ
発言を踏み外してしまった玉川徹さん。謹慎処分後の処遇はどうなるかはわかりませんが、今後、コメンテーターとして炎上バッシングを浴びることは多くなるでしょう。
玉川徹さんの性格からしても抑えながら、優等生発言をしていくことは難しいと思うので、発言手法などを工夫してこれからも元気な発信をしてほしいと思います。
これからも玉川徹さんの発言に注目していきましょう。最後までお付き合い頂きまして有難うございました!