2022年10月にプロ野球の現役引退を発表した杉谷拳士(けんし)さん。
野球以外では夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!の「リアル野球BAN」での活躍が有名ですよね。
とんねるずの石橋貴明さんとのやり取りは秀逸で楽しみにされてる方もおおいのではないでしょうか。
そんな杉谷拳士さんについて
- 杉谷拳士の引退理由3選!
- 杉谷拳士は新会社社長として今後の活動は?
をご紹介していきたいと思います。
杉谷拳士の引退理由3選!
杉谷拳士さんは、プロ野球で14年間活動し、2022年でユニホームを脱ぐこととなりました。その内10年間は恩師である栗山監督のもとでの選手生活でした。
①恩師栗山監督の退任
2021年シーズンオフのインタビューで栗山監督のことを
父のような存在……いや、父ではないんですよね。
“パパ”みたいな存在?(斎藤)佑樹さんは栗山さんのことを「父のようで、兄のような師匠」と言っていました
けど、“父”とか“”兄“だとちょっと堅いので、僕はもう少し近い距離なんですよね。
「パパのようで存在であり、ブラザーみたいな存在」で。これ、怒られちゃいますかね(笑)。
Number
また
栗山さんには僕の性格や野球に対する思いなどもすべて理解していただいた上で、いろいろな言葉をいただきました。本当にたくさんあるんですけど、一番胸に突き刺さっているのは、『拳士は拳士らしく真っ直ぐ進みなさい』という言葉。
Number
周囲からは芸能人のようにチャラチャラしてると見られる事も多いですが、誰よりも練習している杉谷さんのことを見てくれていた
栗山監督からの一言が最も心に残っているようですね。また別のインタビューでも
── 栗山監督を漢字一文字にすると何でしょうか?
「栗山監督を漢字一文字ですか(笑)。何ですかね、うわ〜難しいな......『愛』ですかね」
sportiva
栗山監督のためのも頑張りたいという思いが心のどこかにはあったはずです。
その監督が退任したことは、モチベーション低下の要因となったことは事実でしょう。
②低迷した成績
杉谷拳士さんは帝京高校卒業後の2009年(2008年ドラフト6位)に北海道日本ハムファイターズに入団します。
最大の特徴は、ユーティリティ性です。
→内野:二塁手:通算138試合、一塁手:通算46試合、三塁手:通算30試合、遊撃手:通算1試合
→外野:446試合
→2019年5月に左打席・右打席で連続本塁打 ※史上19人目、42度目
栗山監督はこのユーティリティ性を重宝していましたが、2022年新庄監督の方針もあってか出場機会が激減しました。
↓
僕もここを逃したら辞めないといけないくらいの気持ちで、最後のチャンスだと思ってやっています。
sportiva
これはシーズンが始まる前の発言ですが、2022年がもしダメであれば引退することは腹では決まっていたのかもしれません。
若手時代を除けば過去最低の成績に陥ってしまい、ラストチャンスを逃がし、引退に傾いたということなのでしょう。
③体力的な限界
2021年シーズンオフのインタビューにて
「どうなんですかね......。でも疲れの抜け具合だったりは、ちょっと変わってきてるかなと思いますけど、
年齢が増せば増すほど若い選手には負けたくないというギラギラ感は、どんどん磨かれていっています(笑)」
sportiva
人間であれば誰しも訪れる肉体的な衰え、特にスポーツ選手は身体が資本なのでより感じやすいでしょう。
その証拠にプロ野球選手の平均引退年齢は27歳前後と言われており、平均現役期間は5~6年ということを考えれば、
杉谷拳士さんは長く現役生活を続けてきたと言えます。
杉谷拳士は新会社社長として今後の活動は?
今季限りで現役引退した元日本ハムの杉谷拳士内野手がスポーツビジネス関連の会社を設立し、取締役社長に就任すると明らかにした。
芸能事務所からオファーが殺到したものの独立を決断。(2023年)4月の会社設立を目標に、第2の人生を本格的にスタートさせる。
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杉谷拳士さん自身も
「独立して自分の会社を立ち上げたいと思います。社長になります。4月初旬の立ち上げが目標です。
スポーツビジネス、マーケティング、球団経営。まずは勉強から始めたいと思っています。
野球界に恩返しをしていきたいなと思います」
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これまでのキャラクターを活かせばすぐにでも人気芸能人となり、億単位での稼ぎも可能ですが、まずは地盤固めからスタートということですよね。
現に引退表明後
「何社から? いや本当に分からないんです。どこからどこまでが勧誘なのか。まだ会えてないところもありますし、『会ってお話がしたいです』というところもたくさんあります」
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機転の利いたトークを武器に売れること間違いなしなので、各事務所欲しくてたまらない人材なのでしょう。
そして野球界に恩返ししたい原点は2017年の武者修行時にあったとも話されていますね。
2017年オフ、オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のブリスベン・バンディッツに武者修行した時
「右も左も分からない日本人が1人でグラウンドに。言葉も分からない状態でした。
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現地の日本人の方々が『日本人選手がいるらしいよ』『じゃあ野球を見に行こうか』と見に来てくれたんです。
オーストラリアでは他競技が人気なんですが、『野球おもしろかったよ、ケニー(杉谷の愛称)』と。
そこからどんどんコミュニティが広がって、最後は日本人でスタンドがいっぱいになったんです。
それが僕の中ですごく嬉しくて」
そして
「滞在期間中はいろんな方々に協力してもらいました。その手助けがあったからこそ、こうやって野球ができているんだなと。
いつか恩返ししたいという思いが、そこで出てきました。スポーツがビジネスとしても成長していくために働きかけたり、環境を整えたり。
スポーツを通して恩返しをしたい気持ちがあります」
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この引退後の1年間は、スポーツを肌で感じる期間とすることを決意した杉谷拳士さん。アメリカだったら四大スポーツなども体感したいとのこと。
世界中を駆け巡り、スポーツ界に新たな価値提供をしてくれることを期待したいですよね。
まとめ
まだまだ現役で楽しませてくれると思っていただけに杉谷拳士さんの引退は驚きでした。
今後のビジョンも定まったようですし、芸能活動も将来的には増やしたい意向もあるようなので、メディアで拝見できる機会は多くあるでしょう。
特に、リアル野球盤への復活は楽しみで仕方ありません。これからも応援させて頂きます。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。