日大三高の教職員の定年(65歳)に合わせ、日本大学第三高等学校の野球部監督を退任した小倉全由さん。
2023年5月にはTBS系バースディでも特集され、特に高校野球ファンにとっては退任後も名将の影響力は大きいのではないでしょうか。
今回は長年高校生の指導に携わり、多くのプロ野球選出を輩出し、名将と言われた小倉全由さんについて
- 小倉全由(おぐらまさよし)名将の名言まとめ!
- 小倉全由(おぐらまさよし)は退任した今後は何をするの?
を確認していきたいと思います。
小倉全由(おぐらまさよし)名将の名言まとめ!
1981年から40年以上の監督生活の中で、小倉全由さんは学生たちに多くのメッセージを送ってきました。
そしてそのフレーズ一つひとつは心の中に刻まれているものも多いことでしょう。
今回は代表的な名言についてご紹介させて頂きます。
くじけそうになったり、失敗が続いたりしたときなど、人生は心の持ちようが大切であることを説いているのでしょう。
結果がでなくてもそれまで続けてきた努力の大きさの方が結果よりも大切であることを説いているように感じます。
日頃から自分の信じた道を継続したと信じれることができるようになるとおのずとそうした心が芽生えるということなのでしょう。
泣くことを抑えられないのは自分を信じて努力し、夢みながら続けたからこそ涙が出るということでしょう。
そのようにし続けてこれた生徒たちを褒めている言葉にしか聞こえませんね。
野球で言うと試合や結果などの事象面に目は向くが、その裏には見えない努力によって成立しているということを説いています。
つまり、周囲には見えない部分を大切にして生きていくことが大切であるということを説いている気がしています。
学生の時は上下関係で通用していたことも社会でもそのようにはなりません。後輩を気遣うことは回り回って自身の人生を豊かにしていくと説いているのでしょうね。
その他、小倉さんの数々の名言が存在しますが、すべてにおいて愛情がつまっていますよね。
高校野球らしく、学生の教育の一環という姿勢のもと、続けてきたことは卒業したOBたちにも受け継がれ、既に日大三高の文化になっているのではないでしょうか。
小倉全由(おぐらまさよし)は退任した今後は何をするの?
小倉全由さんは、教職の定年を迎え、日大三高の監督を勇退しましたが、今後はどのようなことをするのでしょうか。
報道によると
日本高野連は(中略)役員人事を発表した。
会長には宝馨氏(66)を再任
副会長には、北村雅俊氏(72)を再任
新たに山本秀明氏(61)=朝日新聞大阪本社代表補佐役=
辻中祐子氏(56)=前毎日新聞大阪事業部次長兼大阪野球事務局長=を選任
また、各種委員の構成変更も行い、新たな技術・振興委員として、
日大三(東京)の元監督で夏の甲子園優勝2度の小倉全由氏(66)が就任した。
スポーツ報知(2023.5.19)
という報道があり、小倉全由さんは高校野球連盟の委員として今後活動をしていくようです。
ちなみに高野連の「技術・振興委員」の役割は
競技力向上委員会ではありません。高校野球は1回戦で半分が敗退します。
その底辺の学校の振興のため何かできることがないか、それを考えてもらうのが目的
デイリースポーツ
これまで委員会では
- 2001年に延長回数を15回に短縮
- 準々決勝の2日間開催(現在は完全休養日の設定)
- 危険防止で投手のヘッドギア着用
- 捕手のスロートガードの義務付け
- 国際大会で指摘を受けた二塁走者のサイン盗みの禁止などマナーの向上
現在の委員会では日本代表の選考方法や指導陣の人選などを行っており、重要な役割を担っている委員と言えます。
現場の監督出身者として、真摯な意見を述べて欲しいですよね。個人的には酷暑対策として、ナイターの導入や早朝開催などがあっても良いのではないと思っています。
そうした議論を繰り広げていくのが役割なので、現役学生がさらに野球活動を続けられる環境を整えて欲しいと思います。
まとめ
小倉全由さんは、学生に対して愛がつまった監督であることが改めて感じ取れましたよね。
このような監督さんは全国に多くいるとは思いますので、良い部分はどんどん吸収して欲しいですよね。
今後は、高校野球の解説などでも見かけることがあると思うので、楽しみにしましょうね。
今回も最後までお付き合い頂きまして有難うございました。