2023年6月日本テレビ系バラエティ番組「マツコ会議」“マツコを圧倒した気になるあの人のその後SP”に再び出演した加登仙一さん。
若くして事業を買収し軌道に載せていく経営力は、若い世代の憧れなのではないでしょうか。本当にもの凄いチャレンジですよね。
今回は番組出演を機に、加登仙一さんについて
- 加登仙一(天領盃酒造社長)のwiki経歴プロフィール!
- 加登仙一(天領盃酒造社長)の事業買収した決め手がスゴい!
を確認していきたいと思います。
加登仙一(天領盃酒造社長)のwiki経歴プロフィール!
2023年6月にマツコ会議で再び注目を浴びた天領盃酒造の加登仙一社長。かなりお若い社長ですよね。プロフィールから確認してみましょう。
- 名前:加登仙一(かとうせんいち)
- 生年月日:1993年6月21日
- 年齢:30歳(2020年6月現在)
- 出身地:千葉県成田市
- 趣味:ブレイクダンス・テニス
- 出身校:法政大学国際文化学部卒
- 就職:モルガン・スタンレー証券(2年間在籍)
- 転職:天領盃酒造を買収し、代表取締役社長へ(2018年)
外資の一流証券会社を退職した24歳で事業を買収するとは本当にお見事なチャレンジです。そして当時から全国最年少蔵元ととして各所で紹介を受けていましたよね。
事業を買収しようとしたきっかけ(動機)は法政大学2年生の時にスイスのザンクト・ガレン大学に交換留学した時に起こった出来事でした。
仲間たちと交流する中で、あるとき、それぞれが自国のお酒について自慢し合う機会があったんです。
ワインやウイスキー、テキーラといった具合に、お酒への愛を語る仲間たちは当然、僕にも「日本の酒はどうなんだ」と聞いてきました。
で、まぁ正直なところ……「美味しいと思ったことがない」と。製法、種類の違い、どんな土地で造られるのかなど、色々聞かれたんですが、詳しいことは何も知らなくて。
銘柄へのこだわりもなかったし、取り立てて飲みたいと思ったこともない。率直にそう伝えたところ「お前、自分の国に対する誇りはないのか」と言われてしまいました。
それで、何というか……ちょっとカチンと来たんですね。「そこまで言うならトコトン調べてやる」と思って、日本の文化やお酒の勉強を始めたことが、今こうして日本酒造りに携わっている僕の原点になっています。
https://next-niigata.jp/tenryohai/
たかがお酒、されどお酒なのでしょうが、留学した際に言われた”国に対する誇り”という言葉、日本人が海外でよく言われてしまう言葉ですよね。
しかし加登社長はこれをバネにいろいろと勉強して、自身の国のことを知りたいという好奇心とその時の海外の学生を見返すために懸命に学んだのでしょう。
学生時代、日本酒を好んで飲む人は周囲にそう多くいませんでした。僕自身もそうでしたしね。
でも、日本酒の魅力に触れるうち、そうした現状をどうにかできないかと考えるようになり、それを仕事にしたいと本気で思うに至りました。
https://next-niigata.jp/tenryohai/
勉強していくうちにそれを仕事にしたいと思えたことは本当に凄いことですし、なかなか、これを仕事にしたいと出会うケースは少ないと思うので、羨ましいとも感じます。
加登仙一(天領盃酒造社長)の事業買収した決め手がスゴい!
この画像は2023年6月に日本航空(JAL)の国内線ファーストクラスに出される日本酒として採用され、JAL新潟支店長とともに佐渡市長へ表敬訪問した時のものです。
期間は、2023年7月~8月とのことなので利用される方はラッキーかもしれませんね。
また「全国新酒鑑評会金賞」「sake competition上位入賞」ということで評判はかなり高いものとなっています。
加登仙一社長の功績により、業績は回復し、事業も軌道に乗っていますが、どうして現在の会社を買収しようと思ったのでしょうか。買収にあたり加登仙一社長は
- 全国15件くらいの酒蔵をピックアップ
- 実際に足を運んで、秘密保持契約をしたのが5社ぐらい
そして天領盃酒造を買収した理由は、
「自分の強みは財務を見る目しかなかったから、数字で見るしかなかった。
決め手になったのは、5社の中でダントツで財務内容が「悪かった」からです」
https://keigyo.jp/keigyo/succession/00005/
そして、
- 財務内容がズタボロ
- 商品(酒)のラインナップが揃っていない
現在市場で主流となっている純米酒、純米吟醸がごっそり抜けていた - 後継者がいない
というから驚きですよね。酒の良し悪しや酒蔵の知名度、立地ではなく、財務内容が最大の決め手となったことが、後々の成功を生み出すことになります。
当時の天領盃酒造の財務状況は、オーナー会社と従業員が離ればなれでいろいろなことに目が行き届いておらず、古い慣習のままに多額の経費が計上されていたために赤字がふくれてしまっているように見えていた。
自分が何か特別なことをしなくても「無駄な経費を全部削るだけで、赤字がなくなるはず」。
https://keigyo.jp/keigyo/succession/00005/
この部分の感性は非常に大切です。見事に中身を見切りました。本当にスゴい社長です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。加登仙一社長を知れば知るほど、興味が出てくる酒蔵ですよね。
是非、購入してみたいと思います。また佐渡に行く際は立ち寄りたい場所ですよね。これからの更なる活躍を期待しています。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。