2023年6月のテニス4大大会の一つである全仏オープンの女子ダブルス3回戦で起こったボールガールへのボール直撃が話題になっていますよね。
動画を見る限りは故意ではないため、穏便に済ませることも可能かとも思いましたが、相手選手の主張及び、審判団のジャッジが事を複雑にしてしまいました。
今回当事者であるボールガールを中心に
- 加藤未唯(全仏)が当てたボールガールは誰?
- 全仏オープンのボールガールはどういう選考基準で選ばれてる?
を確認していきたいと思います。
加藤未唯(全仏)が当てたボールガールは誰?
今回思わぬ形で脚光を浴びてしまった全仏オープンテニスでのボールガールへの返送球の直撃問題(返送球を打った加藤未唯選手は失格)。
ITFグランドスラムのルールブックによると
「選手たちはトーナメント会場の管区内で、試合中にポイントを妥当に追いかけている場合を除き(ウォームアップも含む)、テニスボールを激しく、危険な方法で、あるいは怒りとともに、打ったり、蹴ったり、投げたりしてはならない」
と記載があり、この部分に抵触したと言われています。結果論ですが、ボールガールが泣いてしまい、それが続いてしまったこともそのような判定になった要素となっているようです。
2023年6月9日現在 加藤選手サイドから失格に伴うツアーポイント、ツアー賞金の没収について4大大会側に提訴中
このボールガールの女性のお名前や年齢については確認できるのでしょうか。
4大大会のボールパーソン(ボーイ、ガール)は、10歳~15歳ぐらいの男女で、厳しい審査の上、コートに立つことを許されている選ばれし者です。
動画を見る限りでは、思わぬ方向からボールがいきなり飛んできたように感じて避けきれずビックリしてしまったのでしょう。
数日後、加藤未唯選手のInstagramにてお互い笑顔の画像が投稿されたので一安心ですね。このボールガールの女性の今後の活躍を期待したいですね。
加藤選手はお詫びの証として、ボールガールの女性に何かをプレゼントしたようですね。このような交流は良いですね。おふたりとも笑顔があってよいと思いました。
全仏オープンのボールガールはどういう選考基準で選ばれてる?
一般的にはボールパーソン(ガール、ボーイ)は、10歳~15歳の少年少女の中から選考され、実際にグランドに立つことを許されます。
ただ、その審査は競争率が高く、
によって選ばれていくようです。
その中から、
- テニスの基本的なスキルや知識があること
- 俊敏性が高いこと一定の運動神経をゆうしていること。
- コミュニケーション能力があること
などを条件を満たすと認定され、尚且つ筆記試験により
とのこと。そこから最終的に合格するメンバーは
と言われています。これだけ聞いても狭き門であることがわかりますよね。
その選考過程中は厳しい審査(合宿)があります。
たかがボールパーソンと思っていましたが、とんでもありませんでした。皆夢をもって取り組む憧れの舞台に立つための努力を惜しんでいない様子がわかりました。
※動画は短いので彼らの努力の凄さを是非ご覧ください。
まとめ
今回の加藤未唯選手の一件で、ボールガールに対する誹謗中傷の意見もありましたが、一生懸命に取り組んできた少年少女であることがお分かりいただけたかと思います。
本当に感心させられますよね。そして一生の思い出になるのでしょう。羨ましいですね。
今回も最後までお付き合い頂きまして有難うございました。