2022年12月テレビ朝日系徹子の部屋に出演の古田貴之(ロボット博士)さん。
多くのテレビに出演し(激レアさん・サンジャポ等)、将来的なロボットと融合した社会のあり方を提唱し続けている方です。
あの堀江貴文さんからも一目置かれる存在で、ロボット開発進展には欠かせない存在でもあります。
そんな古田貴之さんについて
- 古田貴之(ロボット博士)の経歴・学歴プロフィール!
- 古田貴之(ロボット博士)は技術開発で日本を救った?
を確認していきたいと思います。
古田貴之(ロボット博士)の経歴・学歴プロフィール!
古田貴之さんは、世界的なロボットクリエイターで常に注目を浴びる存在です。
そんな古田さんは中学生の時に患った難病により、死を強く自分の中に意識したことで人生観が大きく変わったそうです。
そんな古田さんについてプロフィールから確認していきましょう。
プロフィール
- 名前:古田貴之(ふるたたかゆき)
- 生年月日:1968年
- 年齢:54歳(2022年現在)
- 出身地:東京都
- 身長:190cm
- 職業:ロボットクリエイター・工学博士・千葉工業大学未来ロボット技術センター所長
- 著者本:不可能は、可能になる
生年月日については年以外、非公開につき確認できていませんが、2022年現在で54歳ということになります。
身長は190㎝と大柄なのですが、体重については変動幅がスゴイと本人も話していました。
通常時の体重は約90㎏ですが、2019年8月のテレビ朝日系激レアさんを連れてきた出演時に
つまり、約1か月で40㎏以上の激やせ・・。そして細くなった身体からついたアダナが「エヴァンゲリオン」だそうです。
集中しすぎて、寝食も忘れて研究に没頭するということでしょうか。本当にストイックに活動されている方です。
学歴(生い立ち)
0歳:1968年に東京で父が医者という家庭環境の中で生まれる
- 2歳~7歳:幼少期をインド(ニューデリー)で過ごす
アメリカンスクールに通う
3歳の時に鉄腕アトムの「天馬博士」に憧れて、ロボット制作に明け暮れる - 自作のロボットは小学生1年生から
板を購入し、自分で設計図を書いて削った
設計図を完成させるために、図書館でロボットに関する本を読みまくる
3歳の時から既にロボットに興味を持ち没頭できたというのは生まれつきの能力があったということでしょう。
- 中2(14歳)の時事件が起こる。急に意識が飛び緊急搬送
- 病院の先生から正式な病名もついていないくらいの珍しい病気にかかっていると言われた。
治るのは1万人に1人。余命はもって8年
一生車椅子で歩けず、そのうち神経が朽ちていくという病。 - さすがにショックだったフルタ少年は人生を考える
自分のモノってこの世にはないと思った。
お金をどんなに稼いでも確実に120年後は自分のものではない。
仕事や技術を残すと後世に残るかなと考えた。 - ロボットで世の中の役に立つモノが残ればいいと思ったというフルタ少年
病気が発覚して1年半後に完治。それまでは車いすと杖の生活をしていたが、ある日突然身体が動き出すという奇跡
完治して思ったこと→俺の人生は儲けもんだ!ロボット制作に人生を捧げよう!
こんな奇跡が起来たことに対して自分の役割を自身に落とし込み、ここまでやり続けてきたことがスゴイと思いました。
小学校・中学校・高校はどの学校に所属していたかは明らかになってはいませんが
- 大学:青山学院大学理工学部入学(冨山健研究室に憧れ)
- 大学院:青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程中途退学
ここでもロボット研究に没頭していたようですね。
経歴
- 1996年:青山学院大学理工学部機械工学科「助手」
- 1998年:科学技術振興機構(文部科学省特殊法人)ERATO北野共生システムプロジェクトに所属
ロボット開発グループリーダーとして、ERATO北野共生システムPJに携わり、ヒューマノイドロボット開発に従事 - 2000年:博士(工学)取得。世界初、人工知能搭載のサッカーするロボットやバック転するロボット「morph2」を開発
- 2002年:山中俊治さんと人間型ロボット「morph3」を共同開発
- 2003年:千葉工業大学未来ロボット技術研究センターfuRo (Future Robotics Technology Center)所長へ着任
大学の付属機関ではなく学校法人の直轄機関として大学とは独立しており、外部との提携など所長裁量決定できるため、身軽さを武器に、次々に新しい開発を試み、8つの脚を持つ車型ロボット「ハルキゲニア01」を開発
古田貴之(ロボット博士)は技術開発で日本を救った?
2011年東日本大震災で起きた福島第一原発事故における原子炉の内部で活躍したロボットを制作したのは古田貴之さんです。
それは原発の建屋1~5階まで全部動ける唯一のロボット。災害が起こってから制作し「無償対応」をしたそう。
実際お金はかかるが、福島の人たちを良くすることだけを考えないといけない。お金はあったってしょうがない精神で制作。
本来開発費用は1体/数千万かかる。
国の政策に大きく関わる事故であっただけに早期の分析と対策が急がれる中、その元データとなる原子炉内の状況調査をできたということで非常に高い評価を得ていることでしょう。
また2020年(実際は2021年開催)の東京オリンピックのプロジェクトメンバーとして「Canguro(カングーロ)」を開発(値段は5,000万円)
実際はコロナ禍の影響で無観客及び、外国からの渡航制限により街には人がいない状況での開催につき、大々的なお披露目には至りませんでしたが、
一見三輪車のような形をしているのですが、人工知能が搭載されていて、
普段は人の後をついてショッピングカートの役目を果たしたりと生活を支援してくれます。
ユニークなのは、ロボットモードからバイクモードに切り替えると小型バイクに変形するんです。旋回する際は体重移動に合わせてボディーを傾けて絶妙にバランスを取ることができます。
さらにスマートフォンで「ここに来い」と呼べば、一定距離なら指定された場所までトコトコと動いて迎えに来てくれるという機能も備えています。
僕はこの「カングーロ」は昔でいう馬のようなものだと考えています。時には乗り物、時には人のパートナー。まさに乗り物という枠だけでは括くくれないタイプの新時代のロボット
https://magazine.chichi.co.jp/articles/1393243251/
古田貴之さんは、ロボット開発は社会に役に立つことが大前提であると考えており、今後も少子高齢化社会をサポートするロボットの開発を期待したいところですね。
まとめ
古田貴之さんは、中学生の時に若くして難病にかかって以来、生きることの意味を考えることができたことで、
悔いのない人生=ロボット開発への没頭に繋がったのでしょう。日本の未来にかかわる重要となるロボットについて
これからも新しい技術の披露を楽しみにしています。最後までお付き合い頂きまして有難うございました。