プロ野球広島東洋カープ、阪神タイガースの選手として20年間活躍し、現在野球解説・評論家として活動していた新井貴浩さん。
2022年10月に広島東洋カープの監督に就任することが決まりました。
そんな 新井貴浩さんについて
- 【カープ監督】新井貴浩は在韓出身で国籍は日本!
- 【カーブ監督】新井貴浩の先輩金本知憲も帰化選手だった!
についてお届けしたいと思います。
【カープ監督】新井貴浩は在韓出身で国籍は日本!
選手時代、最優秀選手(1回/2016年)、ベストナイン(2回2005年、2016年)、ゴールデングラブ賞(1回2008年)と数々の賞を受賞した新井貴浩さん。
2016~2018年3年連続リーグ制覇の立役者としてチームをけん引するリーダーとしても評価されました。
そんな新井貴浩さんですが、実は在日3世ということがわかっています。
在日3世とは、戦前から日本に居住する韓国人およびその子女で、71年1月 16日までに生まれた者を1世、1月 17日以降に生まれた者を2世としている。
1世、2世については、日本政府は永住を認めているが、3世の法的地位については規定がなく、91年1月 16日までに,その点を協議することになっていた。
90年5月の盧泰愚大統領来日を前に両国の話し合いが決定し(1) 申請があれば簡素化した手続きで永住を認める(2) 強制退去は内乱などの罪にのみ適用する
(3) 再入国許可の期限を5年間に延長する(4) 指紋押捺は3世以降には行なわず、代替手段を早期に講じるの点で合意。
コトバンク
在日3世ということは、在日2世の子供たちの世代ということになります。
在日3世は、日本で生まれ、日本で教育を受け、日本の環境で育っているので日本人となんら変わりありません。
貴浩さんは、現在帰化し日本国籍を取得していますが、
2016年に25年ぶりに広島東洋カープがセ・リーグ優勝した際に中央日報日本語版にて
広島出身の新井は在日(韓国名パク・グィホン)だ。1999年に広島に入団した新井は2005年に本塁打王となった。
中央日報
と紹介されており、在韓出身だったことが広まったのかもしれません。
2006年には第1回のワールドベースボールクラシックの日本代表選手なので、文句なし日本人ですけどね。
【カーブ監督】新井貴浩の先輩金本知憲も帰化選手だった!
実は新井貴浩さん以外にも在日出身で帰化し日本国籍を取得したプロ野球選手はたくさんいらっしゃいます。
代表的な選手として
- 新井良太さん(新井貴浩さんの弟)※2011年~14年まで阪神タイガースで共にプレー、現阪神コーチ
- 桧山進次郎さん(元阪神タイガース選手)※現在解説者
- 森本稀哲さん(元北海道日本ハムー横浜ベイスターズー西武ライオンズ選手)※現在解説者
- 金村義明さん(元近鉄バファローズー中日ドラゴンズー西武ライオンズ選手)※現在解説者
などの方がいらっしゃいます。
そして、忘れてはならないのは師匠であり、先輩であり、盟友でもある金本知憲さんです。
金本知憲さんも在韓からの帰化した日本人になります。
金本さんが2015年阪神タイガースから監督打診の要請を受託した際、中央日報日本語版にて
日本プロ野球・阪神タイガースの監督に在日3世の金本知憲氏(韓国名キム・ジホン)が選任された。
阪神球団は17日、「金本氏が監督就任要請を受諾した」と発表した。
中央日報
ということなので、金本知憲さんの帰化前の本名は「金 知憲(キム・ジホン)」ということになりますね。
金本知憲さんは、2016年~2018年までの3年間、阪神タイガースの監督を歴任し、2017年にはリーグ2位の成績を収めています。
今回は後輩である新井貴浩さんが監督の番です。
監督に就任するとうことは前監督の成績が振るわなかった結果としての辞任・交代なので、チーム再建が最大の使命でしょう。
愚直な人柄で絶大なリーダーシップを発揮してきた。選手をひとつにまとめてきた手腕や鋭い野球理論に、球団はチーム再建を託した。
頂上へ駆け上がるために必要なもの。長打力不足など課題が山積する現状はありつつも、選手、スタッフなどカープに携わる全員が同じ方向を向き、役割を全うするチームが理想
デイリー
と広島東洋カープの幹部は期待を寄せています。次は金本知憲さんの新井監督就任のコメントも聞いてみたいですね!
新井貴浩さんの監督就任記者会見は2022年10月12日予定なので、コメントが出次第更新致します!
まとめ
男気ある新井貴浩さんが監督に就任したことは本当にうれしいですよね。
優勝したときの男泣き、広島への愛情、解説者としての的確でわかりやすい説明など人々の心を打ってきました。
今度は監督です。あの強いカープ復活を期待しましょう。最後までお付き合い頂きまして有難うございました!