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秋葉賢也(復興大臣)の経歴がスゴい!政治家としての不祥事が多い?

秋葉賢也

2022年8月の第2次岸田改造内閣において、復興大臣に就任した秋葉賢也さん。

2021年の衆議院議員選挙にて選挙運動員買収の疑惑があり、野党からの厳しい追及を受け、進退問題に発展しそうな様相です。そんな秋葉賢也さんについて

  1. 秋葉賢也(復興大臣)の経歴がスゴい!
  2. 秋葉賢也(復興大臣)は政治家として不祥事が多い?

を確認していきたいと思います。

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目次

秋葉賢也(復興大臣)の経歴がスゴい!

秋葉賢也さんは、宮城県丸森町に生まれ育ち、宮城県角田高等学校を経て、1987年に中央大学法学部を卒業します。

その後、宮城県出身者では初めて松下政経塾を卒塾後、

宮城県議会議員

  • 1995年、宮城県議会議員選挙に初出馬し 初当選
    ・東北大学大学院法学研究科博士前期課程に進学し、1998年に修士(法学)を取得
    ・引続き同博士後期課程に進級し5年間在学するも単位取得満期退学
  • 1999年、2003年の改選ではいずれも  トップ当選
    ・22,000票を超える得票数は宮城県内だけでなく東日本地区最多得票を獲得し3期連続当選

2003年宮城2区選出の鎌田さゆりさんが公職選挙法違反による連座制の選挙違反事件により失職した際、

自由民主党が実施した補欠選挙の候補者公募に応募し合格したため「宮城県議会議員」を辞職します。

衆議院議員

秋葉賢也さんは、2005年から衆議院議員として活動しており、7期18年と長きにわたり活動を展開しています。

これまでの職務については以下のとおりです。

  • 2005年の衆議院議員/宮城2区の補欠選挙に自由民主党公認で出馬し  初当選
    ・同年の第44回衆議院議員総選挙でも宮城2区から出馬し再選
    →約100日の短期間で2度の衆議院議員選挙となった
  • 2007年安倍改造内閣で「総務大臣政務官」に任命
    ・福田康夫内閣でも同様職務継続
  • 2009年第45回衆議院議員総選挙で 3選
  • 2012年第46回衆議院議員総選挙で 4選
    ・同年発足した第2次安倍内閣で「厚生労働副大臣復興副大臣」に就任し厚生行政を担当
  • 2013年10月「衆議院東日本大震災復興特別委員長」に就任
    ・自由民主党組織運動本部地方組織・議員総局長
  • 2014年第47回衆議院議員総選挙で 5選
    ・全国に先駆けて野党の選挙区調整が行われ全国でも注目選挙区をものともせず当選
    ・自由民主党外交部会長に就任
  • 2016年9月「衆議院災害対策特別委員長」に就任
    ・自由民主党政務調査副会長
  • 2017年第48回衆議院議員総選挙で 6選
    ・同年末、額賀派に入会
  • 2018年10月「衆議院環境委員長」に就任
  • 2019年9月「内閣総理大臣補佐官」に就任
    ・2020年9月退任
  • 2021年第49回衆議院議員総選挙で落選するも、比例復活にて7選
    ・当選した鎌田議員とはに571票差の接戦
  • 2022年8月第2次岸田改造内閣にて「復興大臣」に就任(初入閣)

7選での初入閣となりました。災害が多い日本における役割なので、期待したいことは皆さんも多いのではないでしょうか。

政策・主張

<賛成する政策>

教育無償化
「すべての3歳児から5歳児の幼稚園・保育費の費用の無償化。低所得世帯には0歳から2歳児も無償化」を明言

少子高齢化
中小企業・小規模事業者の生産性向上に向け、税制・財政・金融面から細やかな施策の柔軟な運用。収入保険制度の創設

高等教育への支援
低所得世帯の子供への高等教育の無償化

教育
・農林水産業支援若者や意欲ある農林漁業者が夢と希望を持てる『農政新時代』を切り拓くための支援の拡充
・攻めの農水業を展開するため、生産資材価格の引き下げ、流通・加工の構造改革
・多様なニーズに即した多様な農業を担う人材を育成するための支援策の拡充

震災復興政策
・震災による地震・津波被災地域の復興は、復興期間終了までにやり遂げるよう復興措置の加速化
・県内市町村間で散見される復興格差の解消に必要な予算を含む加速化措置の徹底化
・復興庁の後継組織の創設

<反対する政策>

原発ゼロ
「原発ゼロか存続か」という質問に対し「どちらかと言えば将来も原子力発電は電力源のひとつとして保つべき」

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秋葉賢也(復興大臣)は政治家として不祥事が多い?

秋葉大臣
出典:フライデーデジタル

秋葉賢也さんはこれまでメディアや野党などから、様々な問題を指摘されてきました。

政治資金収支報告書「寄付記載」漏れ

  • 2000年12月仙台市泉区上谷刈4丁目の木造2階建て・延べ約84平方メートルの建物を購入
  • 衆議院議員初当選直前の2005年2月に妻に贈与
  • 秋葉が代表を務める「自由民主党宮城県第2選挙区支部」はここに事務所を構える
  • 2011年から2020年までの間に「月額5万〜8万5千円」を建物所有者である秋葉の妻に支払い(10年約793万円)
  • 2021年は月額5万円を支払い
  • 建物の家賃相場は月9万円前後(地元不動産会社)で同支部が妻に支払ってきた家賃は相場を下回る
  • しかし政治資金収支報告書に妻からの寄付の記載はない
  • 自民党宮城県連関係者は「政治資金を還流させ、本人の懐に入っているのではないか」と指摘している

この問題はまだ未解決のようです。国会議員として明らかにしなければならない事項でしょうね。

事務所家賃の支払い妥当性

  • 政党支部に隣接したプレハブの建物(上記の事務所)に入居する秋葉けんや後援会は家賃を
    ・2011年と2012年は秋葉さんの「妻」に支払い
    ・2013年から2020年にかけては秋葉さんの「実母」に支払い(合計約620万円)
  • 後援会の建物は登記されておらず、家賃を親族に支払っている妥当性が検証できない(仙台法務局)
    ・2022年10月18日、秋葉は衆議院予算委員会で当該賃料に関し、母親が確定申告していなかったと説明
  • 「脱税だ」と批判された

この問題は、事後の確定申告で終わる話ではないので、しっかりとした答弁が必要かもしれませんね。

政治団体への寄付が不明瞭

  • 「自由民主党宮城県第2選挙区支部」が東京都品川に事務所ある政治団体「政治経済研究所」に600万円を寄付
  • 同団体が設立されたのは2017年12月で寄付を受けたときには存在していなかったことが判明(東京都選挙管理委員会)
  • 団体代表のH氏は秋葉さんの妻の兄で品川区の実家に当該団体を立ち上げたことも判明
  • 団体は2年後の2019年12月31日付で解散
  • 約2年間の活動期間中、収入はこの600万円のみ
  • 解散の際、約312万円が翌年繰越金として計上
  • 存在していない政治団体への寄付とはどういうことか
  • 秋葉さんの妻の兄であるH氏は、インタビューで何もかかわっていないと回答の為、事実確認が必要

この内容は不明瞭なことが多いので、事実確認と目的などをしっかりと説明するべきでしょう。

選挙運動員買収疑惑

  • 2021年10月衆院選で選挙運動の報酬として、公設第一秘書Nに12万円、公設第二秘書のIに8万円を支払い
  • 公選法は、選挙運動員のうち、報酬を支払うことができる対象を事務員や車上運動員(いわゆる「うぐいす」)、手話通訳者、労務者などに限定
  • 公設秘書らは記者の質問に対し、一般の選挙運動を行ったことを認めた
  • ・Nは「自由民主党宮城県第2選挙区支部」と「秋葉けんや後援会」の出納責任者であることから
    →秘書たちが被買収の罪に問われる可能性がある
    →出納責任者であるNの違反が確定すれば秋葉の当選無効の可能性もある

この問題はルールを認識していなかったということでしょうか。いずれにせよ事実確認と事実公表が必要となるでしょう。

秋葉大臣の次男による選挙活動

  • 2021年10月衆院選の際、秋葉さんの次男が複数回、「秋葉賢也」さんの名前入りのたすきをかけて街頭に立って選挙活動を行った
  • そのうち10月28日に仙台市泉区で街頭に立った写真が、2022年11月25日の衆議院予算委員会で公表
  • 立憲民主党からの質問に対し、秋葉さんは次男であることを認めた
  • 「公選法の文書図画違反だということを大臣はお認めになるということでよろしいか」と確認すると
    「私は一切認めていない。当時、選管や警察から特に指摘はなかったと聞いている」と答弁

この件については、ルールの認識が薄かった可能性もありますし、今後どのような展開になるのでしょうか。

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まとめ

岸田第2次内閣は2022年11月下旬で8月に任命した大臣が3名も辞職をしている異様な事態となっています。

秋葉大臣も現状では野党からの辞職要求が高まってくるかと思うので、事実をしっかりと伝えて欲しいですよね。

最後までお付き合い頂きまして有難うございました。

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