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【駒澤大学】大八木弘明監督(箱根駅伝)名言集!3冠達成後の退任理由はなに?

2023年1月2・3日の箱根駅伝を制覇し、出雲駅伝、全日本大学駅伝制覇と合わせ、3冠を達成した駒澤大学駅伝部。

1995年からコーチそして、監督として携わってきたのが、大八木弘明さんです。

そして、箱根駅伝3冠達成の優勝インタビュー後、監督から退くことを表明し周囲を驚かせました。

そんな大八木弘明駒澤大学駅伝部監督について

  1. 【駒澤大学】大八木弘明監督(箱根駅伝)名言集!
  2. 【駒澤大学】大八木弘明監督(箱根駅伝)3冠達成後の退任理由はなに?

を確認していきたいと思います。

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目次
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【駒澤大学】大八木弘明監督(箱根駅伝)名言集!

箱根駅伝駒澤大学優勝
出典:産経ニュース

第99回箱根駅伝は駒澤大学が往路復路も含めて完全優勝を飾りました。

中央大学、青山学院大学との往路でのつばぜりあいは見ごたえがあり、大学と大学、選手と選手の意地がぶつかり白熱したとても面白いレースでした。

そして優勝インタビューの最後に大八木監督が突然

今年で監督を退きます。3月で終わりです。今年の3月までだけど、明日から藤田(現コーチ)に。

私は99回で監督を退いて総監督になると思いますけど…3年生以下も、すごいいい選手がいるので、連覇に向けてちゃんと準備すればまた3冠の目標も出てくるかと思います。

スポニチ

と述べ周囲を驚かせました。29年間で8度の箱根制覇をし、最後は3冠で締めくくれる喜びはひとしおでしょう。

ということは来年から「運営管理車」からの大八木監督の声が聞けなくなります。

「男だろ!」「前前前前」などの箱根名物の声かけです。

2024年の箱根駅伝からは、新監督に就任予定の藤田コーチが受け継いでいくのでしょう。

ここで大八木弘明監督の名言をまとめておきたいと思います。(日刊スポーツより)

「何がガッツポーズだ! バカヤロー! ガッツなんかやってる場合か、トップで走ってるわけじゃない」
(06年1月2日、5連覇を狙っていたが3区まで5位。4区でタスキを受けた田中宏樹が、右手でガッツポーズをつくってスタートして)

「区間賞だぞ! いいか、あきらめるな! 追え、追え、追えだぞ!」
(06年1月3日、8区で2位に浮上した堺晃一に対して。堺は首位に立つも区間2位に)

「そこで男だぞ! そこからだぞ!」
(10年1月3日、9区で高林祐介が中大をかわし、山梨学院大も抜いて2位に浮上して)

跳べ、跳べ、跳べ、跳べ! 最後の最後だ! 頭から突っ込め!
(14年1月2日、5区で1位東洋大を追い2位を走る馬場翔大が山を登り終え、最後の下りに差しかかった瞬間)

「白バイを抜け!」
(16年1月3日 6区の宮下紘一のペースが上がらず思わず)

「おい、浦野! 人の後ろばかり行ってちゃだめだ。引っ張っていかないと。いいか2人で行けば浦野が区間賞、お前(伊東)は区間3、4番だから」
(19年1月2日、5区で伊東颯汰の後方を走っていた国学院大のエース浦野雄平に対して。結果は浦野が区間賞、伊東は区間5位)

「倒れてもいいから、それぐらいの覚悟で最後まで走り切れ! 男だったら行くぞ!」
(21年1月2日、2区の田沢廉のラストスパートで)

「早く前に行けって言ってんだろ、テレビカメラ!
(21年1月3日、7区の花尾恭輔を撮影していたテレビカメラに「前に行って下さい」と優しく注意しても状況変わらず激怒)

「やったね、やったよ、お前男だ!」
(21年1月3日、10区で区間賞の走りを見せた石川拓慎に20キロ付近で)

これだけ見た人はちょっと怖いと思うかもしれませんね。

駅伝ファンならわかると思いますが、すべてが愛情表現なのでご安心ください。それにしても、選手たちを鼓舞する精神に訴えかける言葉ですよね。

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【駒澤大学】大八木弘明監督(箱根駅伝)3冠達成後の退任理由はなに?

いつかは辞めるタイミングくるのでしょうが、大八木監督が駒澤大学の駅伝部の監督を退くのはなぜこのタイミングなのでしょうか。

2023年は第99回で2024年は100回大会です。そして大八木監督も駒澤大学の指導者になってちょうど30年という節目の年だというのにです。

大きな退任理由は3つ

①高齢に伴う体力的な問題

来年は65歳になりますし、体力的にもきつくなってきました。大学駅伝3冠を達成して、大学でやれることはやりました。

ランネット

たしかに大八木監督は、トップランナーの選手たちを自転車で並走し指導もしていました。

これは60歳を超えるとかなりきついのではないかと思います。ただこれをやらないと選手の良し悪しがわからないということもあったのでしょう。

②奥さんを楽にしてあげたい

大八木監督の奥さん、京子さん
出典:駒大スポーツ
大八木監督の奥様の京子さん

女房には苦労させてしまって、休んでもらいたい思いもあった

ライブドアニュース

駅伝監督の奥さんの多くが寮生活を送る学生の寮母としてやっていかねばなりません。沢山の苦労をかけてきたのでしょう。奥様の京子さんを楽にしてあげたいという旦那の優しさの一面だと思います。

③世界を目指せる選手を育成したい

世界を目指す田澤選手
出典:日本陸上競技連盟

藤田次期監督をサポートしながら、新たな夢を追いかける。それはエース田澤の“世界挑戦”だ。

田澤は4月からトヨタ自動車の所属となるが、今後も駒大を練習拠点に、大八木から指導を受けることになる。

今後は田澤と世界を見つめてやっていきます。選手50人の面倒を見るのは体力的にもきついですけど、数人見るくらいならちょうどいい。駒大の上の選手も一緒に練習できるでしょうし、他の実業団チームに進んだ選手。

私の指導を受けたい選手がいれば、駒大OB以外も見たいなという気持ちがあります。

とにかく、これからは世界と戦えるような選手を育てていきたい

世界大会で入賞争いぐらいまではできるような選手にしたい

プレジデントオンライン

大八木監督は、常日頃から箱根は大事であるが、ひとり一人のピークが大学ではダメだとおっしゃっていました。

まだ発達段階にある大学時代でやってよいこととやらせないことをわけて、その後の伸びしろを作っていく指導もあり、

世界陸上やオリンピック選手を輩出してきました。今目の前にいる逸材である「田澤廉」選手を本気で育成したい思いがあるのではないかと思います。

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まとめ

大八木監督、3冠達成おめでとうございます。そして、29年間の駒澤大学での指導お疲れ様でした。

今後は世界を獲れる選手育成に力を入れるとのことなので、さらに期待し、応援していきたいと思います。

最後までお付き合い頂きまして有難うございました。

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