2023年新春恒例の第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)で新語が誕生しました!
今回は山の妖精について
- 山の妖精は城西大の山本唯翔(箱根駅伝5区区間賞)!
- 箱根駅伝5区の歴代山の神ってだれ?
を確認していきたいと思います。
山の妖精は城西大の山本唯翔(箱根駅伝5区区間賞)!
毎年1月2日・3日恒例の箱根駅伝、多くの方が楽しみにしているお正月の風物詩となりましたよね。
そして今回も1月2日の往路にて新語が誕生しました。
山の神は有名ですよね。第5区で成績優秀で走り切り、且つ世間にインパクトを与えるぐらいの凄さを与えた人に名付けられていました。
今回の城西大学の山本唯翔選手もチームとしては、往路9位でしたが、個人としては
つまりこれまでの山の神と言われた人よりも早く走ったということです。
ではこの山の妖精はだれが命名したのでしょうか。それはレース中に
(城西大の)櫛部監督は山本に
https://news.yahoo.co.jp/articles/41ecc130de7eae88305bcd7e12bf38947db60322
「おまえは山の神にならなくていい。おまえは『山の妖精』になろうぜ」
と激励の言葉を贈ったことを中継した日本テレビが紹介。
と監督発信であることがわかりましたね。区間新記録を達成した山本選手は
区間賞は絶対にとれる自信があった。去年は予選会敗退で、悔しい思いをした。
そこから今年は走ってやるという気持ちで練習して、区間新を打ち立てられてうれしい。
(箱根駅伝大好きな祖父より)『がんばれよ』と言ってもらって、自分もガッツポーズした。
おじいちゃんの前で、こういった好走ができてうれしかった。シード権獲得を目標に掲げてがんばってきた。笑顔で終われるようにしたい。
読売新聞オンライン
これから”山の妖精”がブームになるかも知れません。
箱根駅伝5区の歴代山の神ってだれ?
箱根駅伝の中で唯一、山道を走るのが第5区なんです。
山道を走り続けることから特殊な能力が必要とも言われている為、早く走れると他のチームや自チームの選手から崇められるというのは本当にあるそうです。
コースは全217.1キロあるうちの(小田原中継所から箱根芦ノ湖のゴールまで)20.8キロですがここ5区の山登りで勝負が決することもこれまで何度もありました。
そしてこの区間を
と呼び、いつしか特に凄い活躍する選手を山の神と呼ぶようになりました。下記がコースですが、
この図でみても標高差約900メートルなのでものすごい坂を駆け上がっているんですよね。
実際のコースの一部ですが、かなり上っていることがわかります。山の神とはこの激しい山道でもの凄い走りをした選手に与えられる称号のようなもので定義はありません。
あえて定義づけするのであれば
ということになるのでしょう。これまでは3名の方が「山の神」と言われていました。
- 2005年(第81回大会)今井正人選手(順天堂大学):初代
2005年:5区史上最多となる11人のごぼう抜きを達成
2006年:6位で襷を受け取り、1位となり往路優勝
2007年:3年連続区間記録を更新
- 2009年(第85回大会)柏原竜二選手(東洋大学):2代目
2009年:8人ごぼう抜き
2010年:自身の記録更新(東洋大2年連続往路優勝)
2012年:4年連続区間賞を達成
- 2015年(第91回大会)神野大地選手(青山学院大学):3代目
2015年:区間新記録達成(青学大往路優勝)
やはり、山の神と言われる人たちはインパクトありますよね。知っている方も多いのではないでしょうか。
まとめ
新語の山の妖精は素敵なネーミングですよね。山の神と山の妖精のすみわけが必要になるかもしれません。
今年も熱かった箱根駅伝の5区、山本選手の今後の活躍にも期待しています。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。