2020年5月に株式会社いかめし阿部商店の社長に就任した今井麻椰さん。
伝統ある家業のいかめし販売で全国を飛び回りながらタレント業をしている異色な人材です。最近ではテレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」にも出演し、メディア露出も増えてきました。
そんな今井麻椰さんについて
- 今井麻椰(いかめし社長)が二刀流で働く理由!
- 今井麻椰は社長とタレント業どれだけ稼いでる?
をお届けしたいと思います。
今井麻椰(いかめし社長)が二刀流で働く理由!
29歳の若さで3代目いかめし阿部商店を継いだ今井麻椰さん。社長就任のきっかけは、2代目の父が高齢となり、
後継者もいないことから会社を売却する話が浮上したことから始まったそうです。
幼少の頃から一緒だった会社を失うことは、一人っ子だった私にとって兄弟を失うような感覚ですから、
「だったら私がやります」と言い出したことが事業継承のきっかけとなりました。
駅弁業界、水産業界ともに女性経営者が非常に少なく、同年代の経営者もいないことから、父としては継がせたくなかったようですけどね。
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また社長とタレント業の2つを続ける理由について
全く異なる仕事ではありますが、どこか通じるものがあるように感じているからです。
そもそも、人前で話す仕事を志すようになったきっかけが、アメリカで開催されたいかめしの催事だったんですよ。
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留学中、2週間だけの手伝いでしたが、いかめしを知らないアメリカの人たちに英語のプレゼンを考え、
最後には売れるようになりました。その時に、「人に伝える」ということの楽しさを初めて知りました。
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どうしたら売れるかと考えた結果、「味はテリヤキソース、中身は大福もちのようです」と、
外国人が好むジャパニーズフードに置き換えて、自分の言葉でプレゼンしました。
試食コーナーを設けるなど工夫すると、それからは飛ぶように売れて。
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麻椰さんは、2014年に慶応義塾大学環境情報学部を卒業しますが、その後カナダのブリティッシュコロンビア工科大学へ1年半留学します。
留学中、アメリカの日本食スーパーで開催された北海道フェアでいかめし阿部商店のブースを任され、
海外でいかめしのプレゼンしたことで伝える楽しさを知ったことがきっかけでその後人生を大きく変えたのでしょうね。
麻椰さんはこの経験がもととなってアナウンサーへの道を志望したそうです。
父からも「家業を継ぐにしても、その前に“別の畑”を耕してこい」と言われていたので、帰国後アナウンサースクールに通い、
2015年からBSフジで学生キャスターを体験後、フリーとして活動していた2016年に開幕したバスケットボールの Bリーグのアナウンサーに就任したという流れです。
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体験からやりたい方向性が決まっていくというのは気づきとしてとても良かったと感じました。
いかめし阿部商店の社長とタレント業との選択については
「私の代で阿部商店を終わらせるわけにはいかない」という想いがある一方で、アナウンサーへの夢も捨てられずにいた頃は、本当に悩みました。
BSフジでキャスターを務めた後、実は、大手テレビ局のアナウンサー試験も受けたんですが、
当時新卒ではなかったのでチャンスに恵まれず、悔しい想いをしたこともあります。
家業を手伝いながら、そういった活動をする時期が1年半くらい続いた時には、結構つらかったです。
母からは一般企業への就職を強く勧められました(笑)。
でも、父が「30歳までは好きなことをしろ」と言ってくれたので、諦めずにチャレンジを続けることができました。
そんなとき、日本テレビの「沸騰ワード10」という番組で、“いかめし美人後継者”として取材を受けたんです。
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番組の反響は大きかったです。全国百貨店の駅弁フェアなど、
年間250回ほどある催事にできるだけ参加しているのですが、私に会いに催事に来てくれる人も増えました。
マスクと手袋をしていかにもち米を詰めている最中に、握手や記念撮影を求められたり(笑)。
でも、「よく家を継ぐ決心したね」「がんばってね」という温かい応援の声を多くいただけるのが嬉しいので、
作業中でも手袋を取って、なるべく握手させていただいています。
「私といかめしを待っていてくれる人がいる!」と思うと一カ所でも多くの催事会場へ足を運びたいと思います。
それに、後を継ぐという視点でいかめしの現場に立つと、職人さんたちの苦労や仕事の大変さも改めて
よく分かり、働いてくれる人への尊敬の念や感謝の気持ちも強くなりました。
そうこうしているうちに、新しい事務所への所属が決まり、色々と仕事が決まるなど、気づけば自然と両方の道が開けてきたんです。
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今井麻椰は、自身のモット―に
とBSフジ時代に話しており、自ら実践して成功の道を歩みはじめているのでしょうね。
今井麻椰は社長とタレント業どれだけ稼いでる?
二刀流はふつうに考えても時間的な制約も含めて、もの凄く大変なチャレンジをしていると感じますが、収入面の方はどうなのでしょうか。
推測の域はでませんが、
家業のいかめし阿部商店の年商を約3億円と見積もった場合、
ぐらいなのではないかと想像しています。
今井麻椰さんは、年間250回程度出店する百貨店等の催事販売で売上の90%とお話しされているので、1日あたりの売上は相当な金額を売り上げているのでしょう。
一方、タレント業ですが、芸能レポーターの
ということなので、取材回数や出演回数にもよるとは思いますが、×12カ月の年間約360万円が相場収入ではないでしょうか。
あわせて、約1,360万円ということになりますが、社長業は約2年で会長である父親のサポートも多分に受けているとのことですので、もう少し低い設定かもしれません。
ただ2つの仕事で年間1,000万程度の稼ぎはあるとは思うので、2022年11月現在31歳ですが、同年代(30歳)サラリーマンの
よりは間違いなく稼いでいるでしょう。
まとめ
若くして事業承継し、社長とタレントの二刀流で活躍している今井麻椰さん。
見た目の美しさと賢さでタレントとして仕事が増え、
社長業ではモットーである継続力で企業の新たな領域へのチャレンジをなど人生を楽しんでいるように感じます。
ぜひ、一度いかめしの催事に足を運んでみようと思っています。これからも応援させていただきます。
最後までお付き合い頂きまして有難うございました。