堀池巧のパワハラ疑惑とは何？退部した選手は将来Jリーグ入りが期待されていた？

元日本代表DFで、清水エスパルスの中心選手として活躍した堀池巧さん。

過去にはテレビ朝日系/やべっちFCのコメンテーターとしても一般視聴者にもわかりやすい説明で人気を博しました。

そして2015年から母校でもある順天堂大学のサッカー部監督に就任しています。

そんな堀池巧さんについてサッカー部内でのパワハラ疑惑が持ち上がっており、現在(2022年10月)監督停職中の身となっています。今回は

• 堀池巧のパワハラ疑惑とは何？
• 堀池巧のパワハラで退部した選手は将来Jリーグ入りが期待されていた？

についてお届けしたいと思います。

堀池巧のパワハラ疑惑とは何？

テレビ解説やコメンテーターの時はとても温厚でまさかパワハラなんて・・。と思っている人は多いはず。

堀池巧さんは、2015年に順天堂蹴球部(サッカー部)の監督に就任した1年後に

「僕は、大学時代にインターカレッジで優勝しているんですけど、試合に出ていないメンバーも一緒になって喜んだ、すごくいいイメージがあって、それを今の選手に経験させてあげたい。
それが一番の望みですね。もう一つは、大学サッカーは高校サッカーより知名度が低いですよね。
だからお客さんに足を運んでもらえるように協力したいし、また見に行きたいと思ってもらえるような試合をすることが自分の仕事だと思っているので、
そう言ってもらえるような順大サッカー部を作っていきたいですね」

サッカーキング

と語っていましたが、どうやらそのような雰囲気はまったくないようなチームになっているようです。

チーム成績も(2022年10月13日現在)、関東大学サッカーリーグ戦 1部 12チーム中12位になり、2部降格もあり得る状況です。

今回はどのようなことが問題となったか

「原因は堀池監督によるパワハラだと、複数の選手や部活関係者たちが声を上げている。暴言が日ごろから非常に多いのです」
例えば堀池氏は必死にプレーするA選手に対して、試合や練習中にこんな暴言を投げかけたという。
「1年のクソ坊主。お前みたいなのがいた（出身）クラブからはもう選手獲らないからな！」
「人間のクズ」怒りを態度で表すことも頻繁にあった。
「戦術を指示する際に使用するホワイトボードをひっくり返したりする。練習中に使っているカラーコーンを選手に投げつけたこともあった」

文春オンライン

10月初旬、危機感を募らせた選手が行動を起こした。堀池氏のハラスメントを文書にまとめ、大学側に提出したのだ。
「大学側は堀池氏にヒアリングし、選手にパワハラに関するアンケートを実施することを決定しました。
調査が終わるまで監督は、部活から外されることになったのです」

文春オンライン

この内容がパワハラ疑惑と言われるさわりです。詳細はまだ明かされていませんが、事実であれば解任は免れないでしょう。

それにしても人は見かけによらないですよね。テレビではあんなに温厚に見えるのに・・。

堀池巧さんは文春の直撃電話に対して

堀池巧のパワハラで退部した選手は将来Jリーグ入りが期待されていた？

文春オンラインの記事内にあった

「今夏、有力選手を含む選手数人が練習に参加できなくなり、トレーナー2人もチームを離れてしまいました。
高校時代までJリーグユースに所属し、将来Jリーグ入りを嘱望された1年生のA君も退部してしまったのです。
戦力もダウンし、チームはリーグ戦で12チーム中11位と低迷しています」

文春オンライン

この選手はおそらく、

柏レイソルユース出身の高貫太瑛（たかぬきたいえい）選手

です。順天堂大学サッカー部の選手一覧からも削除されていました。

2021年4月（柏レイソルユース時代）

4月2日、柏レイソルは、柏レイソルU-18所属のMF高貫太瑛をトップチーム登録(2種登録)したことを発表した。

トップチーム登録(2種)選手は、日本サッカー協会第2種チームに所属しながら、Jリーグの公式戦に出場することが認められている。

高校サッカードットコム

とうことから、Jリーグに出場できる2種登録された逸材です。既に退部しているということであれば、その後の進路が気になりますね。

もう一人は

2021年全国高校サッカー選手権大会を優勝した山梨学院高校出身の野田武瑠（のだたける）選手

です。こちらも順天堂大学サッカー部一覧から名前が削除されていました。

野田武瑠選手は、2021年の全国高校サッカー選手権大会で優勝した山梨学院の一員で、決勝の青森山田高校との試合で起死回生の同点ゴールを決めた選手です。

https://twitter.com/ntv_hss/status/1348555245090004992

野田選手も将来を嘱望されていて、これからの活躍を期待されている選手でした。野田選手も進路はどうなっているのでしょうか。とても気になるところです。

＊順天堂大学サッカー部HP はこちら

まとめ

2022年の現代において、指導者の指導方法が問われる時代に入っています。

自らの経験則（昭和や平成初期にあった指導法）を正とすると現代では価値観が合わず、社会も受け入れません。

今回どのような結末となるかは今後次第ですが、将来ある若い選手に希望のもてる選択ができるようサポートをして頂きたいものです。

最後までお付き合い頂きまして有難うございました。